A FRIEND MADE.の商品は、西アフリカのインディゴ(藍染)を使っているのが特徴です。デザイナーのマシューは、この西アフリカの藍に強く惹かれ、長年集めてきました。
その感性から生まれるプロダクトに触れる中で、私自身も藍染への理解を深めていきました。
そもそも藍染というと、日本のものというイメージが強いかもしれません。
しかし、藍染は世界中に存在します。
アフリカの強い日差しの下でも、インドの暑い気候の中でも、アジアの山の間村でも、人々は昔から藍で布を染めてきました。
その理由は非常に実用的です。
藍は美しいだけでなく、虫がつきにくく、汚れが目立ちにくい、使えるほどに丈夫になります。
だからこそ藍は特別なものではなく、働く人の服や日常着として、暮らしの中に自然と根づいていきました。
さらに続くのは、同じ藍でも地域によって役割や表現が大きく異なることです。
アフリカでは模様が意味を持ち、着る人のルーツや立場を示す「言葉」のような存在。
インドでは神話や物語を描くように繊細に表現され、東アジアではや儀礼と緊張した布として扱われます。
中国の山岳地帯では、藍はや祈り記憶を受け続けるためのものとして大切にされています。
そして日本では、装飾を削り落とし、静かな美しさを追求する文化へと発展しました。
中でも西アフリカの藍は、ひときわ力が強い存在です。
強い日差しの中で生まれる深い青は、黒に近いほど遠く、短い美しさだけでなく
「生きるための色」として使われてきた歴史があります。
模様は装飾ではなく、その人がどこに属し、どんな人生を一緒にいるのかを示す大切なサイン。
藍をまとうことで、自分自身を表現する——そんな文化が根づいています。
世界中に、様々な藍染めがありますが、西アフリカの藍は特に、土や人の暮らしと強く緊張していました。 ただきれいなだけではなく、そこには確かな意志や力が強さが感じられます。
その魅力にマシューが惹かれたことが、A FRIEND MADE.ものづくりの原点になっています。
そしてそのプロダクトを通して、藍染の奥深さや、世界に広がる多様な文化を知るきっかけにもなっているのです。
A FRIEND MADE.を通して知れたのは、西アフリカの藍染めが持つ、力強くてまっすぐ、地面とつながる「生きるための色」としての魅力です。そんな想いを馳せながら
A FRIEND MADE.の商品を手にとっていただけるとうれしいです。